秋のエギングシーズン到来!

誰でも簡単秋のエギング
タックルの選び方
エギのサイズ
狙い目のポイント
基本的な狙い方
最後にワンポイント
まとめ

誰でも簡単秋のエギング

いよいよ秋のエギングシーズン到来、9月~10月のこの時期は高活性なアオリイカの新子の数釣りが楽しめるシーズンで、コロッケサイズから胴長15㎝程度のアオリイカが狙えます。
初心者でも簡単にエギングのコツを習得できますのでこれから始めようと思っている方にはおすすめです。
ただしあまり小さいものはリリースしましょう。地域によってはアオリイカの禁漁期間に指定されている場合もありますので、釣りに行かれる際は必ず近所の釣具屋で確認しておくと安心です。

 

 

タックルの選び方

まずはエギングタックルの選び方です。エギングは竿をしゃくる動作でエギを動かしイカを誘うので、
自分に合った重さや長さを選ぶと上達への近道になります。

竿:8ft~8.6ft 硬さ:ML~M
リール:2500~3000番 

上記の範囲の竿やリールの組み合わせが最初の一本にはおススメですが、
もう少し詳しく解説していきたいと思います。

 

 

竿の硬さについて
エギングロットは大手各社が様々な長さ・硬さの物を出していて、
正直最初に選ぶ際はかなり悩みます。

硬さについては言い切ります“ML”にしましょう。

これには理由があります、小さく軽いエギを使用する場合などエギの重さを竿で感じやすく、イカの小さなアタリを感じたりと竿からの情報が増える事、しゃくる際に疲れにくいことがメリットです。
竿が硬くなる程大きいイカとのやり取りや深場で探る際にはパワーがあっていいのですが、
最初のうちはしゃくり過ぎてしまったり、エギの重さが分かりにくいなど初めてエギングする方にはあまりお勧めできません。

 

 

竿の長さについて
竿の長さは重量で選ぶようにしましょう。体力や腕力には個人差があります、自分の持った時に軽いなと思うくらいの重さの竿が疲れにくくお勧めです。基本的には長い竿になるほど重くなりますので、
8.6ftを基準に重いと感じれば短い竿を選ぶようにしましょう。

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リールについて

リールの大きさ「番手」は2500~3000番から選びましょう。
「3000番の場合は最後にSが付くシャロースプールの物がおススメです」
ギアはノーマルギアを最初はお勧めします、リールの巻きすぎを回避できます。
ハンドルも2種類シングルハンドルダブルハンドルがありますが、
こちらは好みで大丈夫です。

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エギのサイズ

秋のエギのサイズは2.5号~3号のエギがおススメです。
シーズン後半になってイカのサイズに合わせてエギを大きくするイメージです。
エギの色は3色ほど用意しましょう。
自分がおススメする最初の一本はオールマイティーにどんな時でも使える「虹テープ」
あとは「金テープ」「赤テープ」などがおすすめです。

 

 

狙い目のポイント

ズバリ狙い目のポイントは障害物と変化のある場所!
まだ大きくないアオリイカは外敵から身を守るために船の下やブイの下、駆け上がりやテトラポットの隙間、流れの緩やかな角など障害物や変化のある場所に潜んでいます。しかし船やブイなどを直接狙って引っかかってしまったりすると、迷惑になりますのでやめましょう。
アオリイカはかなり目がいいので離れた場所からでも追いかけてきます、周りをよく見て安全なポイントで楽しみましょう。

 

 

基本的な狙い方

①着底 ②しゃくる ③フォール

基本的には上記の3つを組み合わせでエギングは行います。
そして大事なのは③フォールです!
最初のうちにありがちなのが②しゃくるをやり過ぎてイカがエギに抱き着く時間が無い状態になっていて釣れないパターンになっている方もいらっしゃいます。
確かにしゃくりを入れる事で好奇心旺盛な新子が興味を持ちますが、エギを抱く間がないといつまでたっても釣れません。
フォールと言ってもどれくらい待てばいいのかな?と難しく考える必要はないです。
しゃくり一回につき2秒と基準を決めてやると大体OKです。例:4回しゃくったら8秒フォール
そしてフォール中に糸を引っ張られたり急にラインがフケたらイカが抱きついたアタリです竿を上に立てて優しくアワセましょう、小さいイカは足が切れやすいので力一杯やる必要はありません。
イカがエギのカンナ【針の部分】に掛かったら後は竿を立ててゆっくり巻き手前まで来たら取り込みましょう。その時に地面に勢いよく置くと墨を吐きますので優しく扱ってください。
小さいイカで逃がす場合は地面に置いたり触ったりせずそのまま海にリリースしましょう。

 

最後にワンポイント

最後にちょっとだけポイントを!
イカが釣れるかどうかはしゃくりの上手さが全てではないと自分は思っています。
大事なのはフォールの安定性と抱かせる間をいかに作るかです。
何度も初めてのエギングに行く方に同行しましたが、リールを巻きながらしゃくりを入れなくても
竿だけでしゃくって糸ふけを巻く釣り方でも皆んな釣ってます。
自分が教える時に意識してやってもらうのは2つだけ!

「フォールの時間をしっかり意識しその間は竿を動かさない」

「ボトムについた時3秒ほどステイさせる」

この2つを意識して初めてのエギングをやってみてください。
アオリイカと出会えるチャンスがぐっとアップするはずです。

 

 

 

まとめ

いかがだったでしょうか?今回は初めてのエギングをテーマに記事を作成してみました。
この記事が初めてのエギングに役立ってもらえれば幸いです。
次回はサイトで狙うアオリイカをテーマでお届けしたいと思います。

そして今後も釣りを楽しむために皆さんにご協力お願いしたいことがあります。
昨今、漁港での釣りでのマナー問題をよく耳にします。
エギングは浮き釣り程ではないですが、仕掛けが海の中にある時間が長い釣りです。
くれぐれも船の通行の邪魔にならないよう目の前を船が通過する際は仕掛けを回収し
船のスクリューなどに糸が巻き込まれる等の事故を避けましょう。
そして漁港にある、船、ロープなどに仕掛けをひっかけたりといったことが無いよう
注意しましょう。
あくまで漁港では釣りをさせてもらっている立場ですので、
トラブル等が起こればその場所が釣り禁止になります。
ルールとマナーを守って楽しみましょう。


釣りにライフジャケットは必須!実際に海に落ちたからからわかる本当の怖さ。

①ライフジャケットとは
②個形式(浮力材)と膨張式
③子供向けライフジャケットの選び方
まとめ

①ライフジャケットとは

ライフジャケット(救命胴衣)とは海への転落等の事故の際に身を守ってくれる釣りには大事なアイテムです。現在、船で釣りされる方は桜マークがついたTYPEAの物が必須ですよね、付けてないと乗合船には乗せてもらえません。

そんなライフジャケットですが今回は、漁港などの陸からの釣りでの必要性をお伝えします!

毎年のようにゴールデンウィーク頃から盛んになるファミリーフィッシング、

転落事故など予期せぬ事故もこの頃からニュースで目にする機会が多くなると感じています。

実際釣り場でも堤防で走り回る子供や、ライフジャケット無しでテトラポットに乗るお父さんを最近よく見掛けるのですが、そんな時に大丈夫?と思ってしまいます。

磯場での転落経験のある私ですが、実際海に落ちるとカバンなどの重さや服が水を吸って想像以上に身動きが取れずライフジャケット無しでは浮いていることも困難な状況になる場合があります。

そして海の水も流れがあります。流れが早い時はその流れにも逆らわないといけませんからもっと大変です。

事故は予期できないものです、いざという時に後悔しないようライフジャケットを着用する事をお勧めします。

船でのご利用をお考えの方は使い方により基準が異なりますので下記のURLから国土交通省の案内をご覧ください。

https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr6_000018.html

 

②個形式(浮力材)と膨張式

ライフジャケットには大きく分けて2種類あります。浮力体と言われる固体が入った物と腰巻や肩掛けで風船のように膨れ上がって浮き輪になるタイプです。

個形式ライフジャケット

コチラは主に磯場やテトラ上などや転倒のリスクの高いお子さんにおススメ!

メリット:転落・転倒時にテトラポットや岩場で体を打ち付けた際に浮力材が胸部、背中を守ってくれる。

デメリット:通気性が悪く蒸れやすい、釣りの動きがしずらい物もあり注意が必要。

膨張式ライフジャケット

膨張式は気軽に装着でき堤防などの釣りがメインの方におススメです。

メリット:コンパクトなので機動性がよく邪魔にならない。

デメリット:磯場などで転落した場合に膨らんだ浮き輪が破れてしまう可能性がある。

2種類のメリットデメリットをご紹介しましたが、選ぶ際はご自身の釣り場に合わせて選んでください。

③子供向けライフジャケットの選び方

お子様向けライフジャケットは先ほど個形式をおススメしましたが、

選ぶ上で意外と難しいのがサイズです!

お子様向けのライフジャケットは体重で選びましょう。

体重40kg以上 浮力7.5kg以上 
体重15kg以上40kg未満  浮力5kg以上 
体重15kg未満  浮力4kg以上 

装着していたのに浮力が足らず浮かないなんてことにならないよう、体重で選ぶようにしましょう。


まとめ
コチラの商品ですとサイズごとに体重ごとにサイズ設定されていて、個形式なので転倒時にも安心です。

今回は、いざという時に自分の身を守るライフジャケットを紹介しました。つけない方がカッコいいと思われてる方がたまに居て一度フル装備の私を見て笑う方と遭遇したことがありますが、海を甘く見ると痛い目見るのは自分自身、事故が起こってから後悔することになるでしょう。漁港でも手前から水深が浅くても4m以上、堤防に登るにも水面から1m以上あることが大半です、運良く階段や梯子の近くで落ちたならなんとか助かるかな程度です。

楽しい釣りを楽しいまま終われるようライフジャケットの着用を!

釣り場の事故やマナーの悪い方の影響で実際立ち入り禁止になる漁港も増えています。

漁港は本来、釣りやアウトドアをする場所として作られた物ではありません、

漁業関係の方の迷惑になる行為はしてはいけません。

ゴミなどは必ず持ち帰りましょう。