釣りにライフジャケットは必須!実際に海に落ちたからからわかる本当の怖さ。

①ライフジャケットとは
②個形式(浮力材)と膨張式
③子供向けライフジャケットの選び方
まとめ

①ライフジャケットとは

ライフジャケット(救命胴衣)とは海への転落等の事故の際に身を守ってくれる釣りには大事なアイテムです。現在、船で釣りされる方は桜マークがついたTYPEAの物が必須ですよね、付けてないと乗合船には乗せてもらえません。

そんなライフジャケットですが今回は、漁港などの陸からの釣りでの必要性をお伝えします!

毎年のようにゴールデンウィーク頃から盛んになるファミリーフィッシング、

転落事故など予期せぬ事故もこの頃からニュースで目にする機会が多くなると感じています。

実際釣り場でも堤防で走り回る子供や、ライフジャケット無しでテトラポットに乗るお父さんを最近よく見掛けるのですが、そんな時に大丈夫?と思ってしまいます。

磯場での転落経験のある私ですが、実際海に落ちるとカバンなどの重さや服が水を吸って想像以上に身動きが取れずライフジャケット無しでは浮いていることも困難な状況になる場合があります。

そして海の水も流れがあります。流れが早い時はその流れにも逆らわないといけませんからもっと大変です。

事故は予期できないものです、いざという時に後悔しないようライフジャケットを着用する事をお勧めします。

船でのご利用をお考えの方は使い方により基準が異なりますので下記のURLから国土交通省の案内をご覧ください。

https://www.mlit.go.jp/maritime/maritime_fr6_000018.html

 

②個形式(浮力材)と膨張式

ライフジャケットには大きく分けて2種類あります。浮力体と言われる固体が入った物と腰巻や肩掛けで風船のように膨れ上がって浮き輪になるタイプです。

個形式ライフジャケット

コチラは主に磯場やテトラ上などや転倒のリスクの高いお子さんにおススメ!

メリット:転落・転倒時にテトラポットや岩場で体を打ち付けた際に浮力材が胸部、背中を守ってくれる。

デメリット:通気性が悪く蒸れやすい、釣りの動きがしずらい物もあり注意が必要。

膨張式ライフジャケット

膨張式は気軽に装着でき堤防などの釣りがメインの方におススメです。

メリット:コンパクトなので機動性がよく邪魔にならない。

デメリット:磯場などで転落した場合に膨らんだ浮き輪が破れてしまう可能性がある。

2種類のメリットデメリットをご紹介しましたが、選ぶ際はご自身の釣り場に合わせて選んでください。

③子供向けライフジャケットの選び方

お子様向けライフジャケットは先ほど個形式をおススメしましたが、

選ぶ上で意外と難しいのがサイズです!

お子様向けのライフジャケットは体重で選びましょう。

体重40kg以上 浮力7.5kg以上 
体重15kg以上40kg未満  浮力5kg以上 
体重15kg未満  浮力4kg以上 

装着していたのに浮力が足らず浮かないなんてことにならないよう、体重で選ぶようにしましょう。


まとめ
コチラの商品ですとサイズごとに体重ごとにサイズ設定されていて、個形式なので転倒時にも安心です。

今回は、いざという時に自分の身を守るライフジャケットを紹介しました。つけない方がカッコいいと思われてる方がたまに居て一度フル装備の私を見て笑う方と遭遇したことがありますが、海を甘く見ると痛い目見るのは自分自身、事故が起こってから後悔することになるでしょう。漁港でも手前から水深が浅くても4m以上、堤防に登るにも水面から1m以上あることが大半です、運良く階段や梯子の近くで落ちたならなんとか助かるかな程度です。

楽しい釣りを楽しいまま終われるようライフジャケットの着用を!

釣り場の事故やマナーの悪い方の影響で実際立ち入り禁止になる漁港も増えています。

漁港は本来、釣りやアウトドアをする場所として作られた物ではありません、

漁業関係の方の迷惑になる行為はしてはいけません。

ゴミなどは必ず持ち帰りましょう。